PONOPONOでは、従来のトレーニングとはまったく違う、「アニマルライツを尊重した犬育て」を提唱しています。
「マテ」「コイ」などのコマンドに従うことを教えたり、大げさにほめたり、ご褒美におやつをあげたりなどはしません。
そのかわりに、犬の生活環境を整え、良好な関係を築くことで、ストレス行動、問題行動を改善することができます。
PONOPONOの方式は、保健所やシェルターからレスキューした心に傷を負った犬や猫のリハビリや、
咬みつき・吠え・リードの引き・分離不安症などの問題行動軽減に、絶大な効果が確認されています。
PONOPONOは、動物たちとボディランゲージを使ってコミュニケーションをとり、「友達」や「仲間」としての関係を築いていくことに基礎をおいています。
友達になれば、命令も罰も必要ありませんし、トレーニングやしつけもいりません。
動物は彼らの言葉であるボディランゲージを使ってコミュニケートしています。
ボディランゲージには動物の気持ち、感情が表れるので、それによって相手の気持ちを知ることもできます。
これは同種の動物同士だけでなく、異種の動物の間、たとえば、動物と人間との間でも通じるのです。
ボディランゲージを使うことで、安心させながらわかりやすく意思を伝えることができますし、
また、無理強いやストレスを避けることができようになるのです。
PONOPONOが提唱するのは、犬とのコミュニケーションをフル活用した接し方です。
人間はすぐに命令したがったり、ボスやリーダーになりたがったりします。
ですが動物との間には、その個性と人格を尊重した対等な関係、信頼と愛情に満ちた関係を築くべきだというのがわたしの信念です。
信頼関係は、動物の気持ちに寄り添うことから生まれるのであって、トレーニングから生まれるのではありません。
犬と仲間になって、一緒にたのしく暮らしましょう!
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人間よ、人道的であれ。それがあなたがたの第一の義務だ。
あらゆる階級の人々に対して、あらゆる年齢の人々に対して、人間に無縁でないものに対して、人道的であれ。(J.J.ルソー)
Hommes, soyez humains, c’est votre premier devoir :
Soyez-le pour tous les états, pour tous les âges, pour tout ce qui n est pas étranger à l homme.